白夜行
一年前のあの日やぐちはモーニング娘。を辞めた。
その代償として大きな場所で歌うことが許されない重い運命を背負ってしまった。
「モーニング娘。を捨て、彼氏に走った」と取られ、
各所で様々な中傷の言葉も浴びた。
そんな周囲の反応とは裏腹にバラエティ番組に次々と出演。
さらはドラマにも主演し、「勝ち組」とも言われた。
しかし、その華々しい活躍は闇の中の人工的な光に照らされているように見える。
人工的な光はどことなく冷たく寂しい。
太陽の下で温かい光に照らされたやぐちをもう一度見たい。
大きなステージで大きな声援を浴びて歌うやぐちをもう一度みたい。
それがたったひとつの願い。
やぐちはオレの太陽。
本物の太陽。
明日へと昇ることをやめない
オレの希望。
だから、絶対願いが叶う日が来ると信じてる。
その日までの道を照らすやぐちの光になりたい。
以下、編集後記。
参考文献
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/05/25
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